あの日見たエロ漫画の名前を僕達はまだ知らない。 (KEN) <2012/7/1 日曜日>
日曜担当のKENです
本日もご観覧ありがとうございます
最近疎遠になっていて数年交流が無いんですが
國津武士先生、ペンネームが変わって今は しまたけひと先生だそうですが
やっぱり私にとっては今でもこの人は 國津武士先生かな
そもそも知り合ったのが同じデビュー誌で
今は無き平和出版社から刊行されていた「まんがSHOW GAKKO」
確か何ヶ月か國津先生の方が早くデビューされていたと思います
それからメールで知り合い、歳も同じで漫画に対しての情熱とか意気投合し
お互い同人誌の寄稿を頼んだり東京に出向く機会があれば
会って話をしたり、ある時は 國津先生が四国88箇所を歩いて巡礼して
その帰り道に大阪に寄ってくれたりしてました
今回ご紹介する しまたけひと(國津武土)先生の著書
その四国88箇所巡礼の経験をモチーフにして描いた漫画
「アルキヘンロズカン上」「アルキヘンロズカン下」
國津先生のホームページに掲載されていた後同人誌として販売し
今回双葉社から単行本として発行されたとの事です。
基本他作家さんを褒めるのは悔しくて嫌な私ですがこれがとんでもなく面白い!
とりあえず読んで欲しいです
特に漫画家さん(エロ漫画家さん)に読んで欲しいのですが
漫画家さんに限らず不器用故に人生に苦労する人そんな人達も共感を持つ作品だと思います
や、本当に面白いんですって( ̄△ ̄;
これは魂の篭った漫画です!心に染みる!
ラストは感動間違いなし!
本編を読んでいても 國津先生の人柄が表れてますね
不器用で変に真面目で頑固なんですが何か魅力ある人柄
漫画への情熱や挫折、なんで四国88箇所巡礼なんてするのか理解も出来ませんでしたし
ペンネームを変えられた事も個人的には残念でしたけど
やっぱり何か凄いんですよねこの先生
こんな漫画描かれると同業者としては悔しいけど友人としては嬉しい
そんな複雑な思い入れがある関係かなと思います。