新年会 (てっちゃん) <2010/2/2 火曜日>
ヒット出版の新年会については先週書いたんで、今回は馴染みの同業者との新年会。
同業といっても時代の流れか、古くからの知り合いは携帯配信がベースにある漫画(雑誌掲載が先でもメインは携帯向け)を描いている(事が多い)作家ばかりになってしまいましたw
「漫画」といっても媒体が変われば仕事のスタイルが変わるのは当然。
その辺りのお話を知り合いに聞くたびに、自分の「読み手」としての立ち位置が本当に明確に分かります。
仕事のやり方や方向性が、たとえそれがそれぞれの媒体ではやらなければならない事だとしても、
「僕は一生懸命絵を描き込み,話をより面白くそして何よりエロく しようとしている紙媒体のエロ作家さんの作品の方が大好きですし、読者としてそんな作家さんの作品を、これからもお金を払って読みたいと思います〜〜〜」
あんまり書くと友達なくすからこの辺でw
ちなみに携帯向け漫画を全否定している訳ではありません。
数年前の新聞記事に「最近の若い世代は漫画の読み方の手順を知らない」というのがありました。
少女漫画(僕らの世代の少女漫画はコマ割りが複雑で男子には読みにくいモノでした) じゃあるまいしとも思っていましたが、実際弟の子供達も漫画(紙媒体)ほとんど読まないといいます。
理由は「面倒だから」
そういえば僕ら世代は読むのは漫画ばかりで、活字離れが深刻だと言われていましたがその理由として上げられるのは
「小説は文字ばかりで読むのが面倒」というのが大半でした。
時代は進み漫画(紙媒体)ですら面倒になったみたいですw
そんな世代には携帯で一コマづつ表示してくれる 携帯漫画は読みやすいのかもw
次の世代はどうなるんだろ?
携帯漫画は何より「読み手は支払いが簡単、 売り手は徴収が楽」という大きなメリットがありますね。
僕の大好きな「薄く広くお金を集める」ってやつです。
みんな携帯料金だけは素直に払ってくれるんですよね〜〜〜。
先日AppleがiPadを発表しましたし、日本でも書籍のDL販売が より増えて行くのかもしれません。
ガチ資料用の写真集等は拡大機能がある分DLで購入したいとも思います。
携帯くらい簡単に支払いが出来る機能が付くと良いんですけどね。
あとはApp Storeでの「エロ解禁」を是非。
年齢制限つけてやってくれないかな〜〜〜。